アロマテラピー検定を通信や独学で学ばれている方、歴史は覚える事が沢山あるので、困っている受験生も多いのでは?
思うように勉強が進まない!覚え方が分からない!
そんなあなたへ、アロマテラピー検定の歴史人物とその覚え方、検定対策に必要な重要ポイントを解説していきます。
・アロマテラピー検定の歴史
・アロマテラピー検定対策&重要ポイント
・復習問題
アロマテラピー検定の歴史、このページの見方について
前回は、アロマテラピー検定の歴史「古代」編をお伝えしました。
アロマテラピーの歴史 覚え方
アロマテラピー検定の歴史「中世」編では、
●人物の名前
●著書名
は、覚えるべき重要ポイントです。
また、芳香植物はどんな事に利用をされていたのか?こちらもポイントになります。
覚え方は、頭文字を繋げたり自分なりに覚えやすく文を作ってみる事です。
選択問題なので一語一句すべてを覚える必要はありませんが、ある程度あたまに入ったら、
・歴史のエピソード
・どんな書物だったのか
など、さらに掘り下げて調べてみると記憶に残りやすくなり、覚えられますよ。
アロマテラピー検定の歴史 中世編
アロマテラピー検定の歴史 アラビア・イスラム社会
医師・哲学者のイブン・シーナー
イスラム帝国時代に活躍した人物で、ローズウォーターなどを治療に利用。
著書:「医学典範(カノン)」
ヨーロッパの医科大学で、教科書として長く使われていた本。
オーデコロンと香水
8~12世紀⇒アルコールの発明、アラビア式蒸留法が確立。
その後オーデコロンが生まれ、香水へと発展しました。
アロマテラピー検定の歴史 中世ヨーロッパ
サレルノとモンペリエ
イタリアのサレルノ、フランスのモンペリエ
僧院医学の医学校で、のちに医科大学となります。
ヒルデガルド
ヒルデガルド=植物学の基礎を築いた修道女
ハーブの著書にラベンダーの効能を紹介した人物。
ハンガリアン・ウォーター
「ハンガリアン・ウォーター」=「若返りの水」
ハンガリー王妃がローズマリー水で若返った、というエピソードで有名なハンガリアンウォーターです。
ドライハーブのローズマリーをアルコールに漬け込んで3日以上寝かせて、完成。
材料を揃えれば、自分で手作りもできますよ。
ポマンダー
ポマンダー=ペストが流行った頃に、魔よけとして利用される。
「オレンジ・ポマンダー」
盗賊のビネガー
盗賊のビネガー
ペストにかからなかった泥棒4人のエピソードで、ハーブビネガーを全身に塗って予防していた、という泥棒のレシピが話題になったと伝えられています。
ビネガー(酢)に色んなハーブを入れて体に塗っていたら、さぞ強烈な香りだったでしょうね・・
現代版は、手作りで作ってドレッシングに!
レシピは、白ワインビネガーにローズマリーやペパーミントのハーブを漬け込んで作ります。
アロマテラピー検定の歴史 日本
アロマテラピー検定の歴史 飛鳥時代
日本書紀
推古天皇3年(595年)
「日本書紀」香りについて、日本で最も古い文献です。
アロマテラピー検定の歴史 平安・室町時代
平安時代
日本では「お香」が利用されていました。
練習問題
※解答は、このページの一番下にあります。
問題1
ローズウォーターなどの芳香蒸留水を治療に利用し、書物「医学典範」の著者は?
問題2
ハンガリー王妃がローズマリー水を利用した「若返りの水」と呼ばれたものは?
問題3
香りについての記述で、日本で最も古い文献は?
アロマテラピー検定の歴史 まとめ
今回は、アロマテラピー検定の歴史「中世」の重要ポイントをお伝えしました。
もう一度おさらいします。
アロマテラピー検定の歴史、覚えるポイントは、
・歴史の人物と
・著書名
覚え方は、歴史のエピソードを掘り下げて人物名と一緒にイメージする事です。
手を動かして書く事と、視覚的に写真を見ながら覚えていくと、あたまに入りやすくなりますよ!
基本的に、公式テキストの太線をしっかり覚えておけば検定対策になるので、そこはしっかり押さえて勉強に励んで下さいね。
次は、「近代~現代編」へ ≫
練習問題の解答
1イブン・シーナー
2ハンガリアン・ウォーター
3「日本書紀」