アロマスプレーの作り方は?
アルコールとエタノール、どっちを使えばいい?
何が違うの?
という質問をよく受けます。
そこで今回は、
・アロマスプレー作り方
・エタノールとアルコールの違い
・効果と使い方
を解説します。
アロマスプレーの作り方 準備
アロマスプレー作りで用意するものは、
- 水
- 精油
- 無水エタノール
- ビーカー
- ガラス棒
- 保存容器
- ラベル
です!
作り方はとっても簡単。
アロマスプレー 基本の作り方
作り方は、
① 無水エタノールと精油を混ぜる
② 容器に水と①を加えて、さらに混ぜる。
③ \完成/
いい質問!
では、エタノールとアルコールの違いを詳しく解説していきますね。
エタノールとアルコールの違い
「アルコール」にはいくつか種類があり、大きく分けてこの3つに分類されます。
①エタノール
②メタノール
③イソプロパノール
アルコールの種類が違うのです。
アルコール3種類の内の1種類がエタノールなので、アルコールとエタノールは同じ、という事になります。
ですが、それぞれ特徴が違っていて、
エタノールは消毒に一番適していると言われています。
メタノールは毒性があり、人に有害なため、アロマスプレーには使用しない方が良いです。
イソプロパノールは、エタノールより毒性が高くなります。油を剥がす作用が強いので、手につくと手荒れしやくすくなります。
なので、スプレー作りには、エタノールを使う事をおすすめします!
エタノールの違いについて
さらにエタノールは、この3種類に分かれています。
①無水エタノール②エタノール③消毒用エタノール
これは、濃度の違いです。
① 無水エタノール 濃度が高く、水で薄めていないエタノールの事。
② エタノール 無水より少し薄めた濃度。
③ 消毒用エタノール 水に薄めた濃度で、消毒に適したもの。
濃度は、無水エタノール>エタノール>消毒用エタノールの順番になります。
濃度が薄いからといってダメな訳ではなく、消毒に適した配合で作られたものが、消毒用エタノールなんです。
アロマスプレーは無水エタノールを使うのが一般的。
なぜなら、精油はエタノールに溶けやすく、水に溶けにくい性質を持っているからです。
アルコールと水は混ざりやすい性質を持っているので、一回精油をエタノールと混ぜてから、水を加えると丁度よく混ざり合います。
なので、こだわりが無ければ、無水エタノールを使うと良いでしょう。
アルコールについて
また、アルコールは①発酵アルコール②合成アルコールの2つに分けられています。
これは製造法の違いで、名前の通り発酵か合成か、という違いです。
こちらは、迷わず発酵アルコールを選びましょう。
水道水を使っても良い?
アロマスプレーの場合は、水道水でもOK!
※お肌に触れる化粧水やクリームを作る時は、精製水を使いましょう。
おすすめ精油は?
スーッとした清涼感のある香りにしたい場合は、
- ハッカ
- ティートゥリー
- ペパーミント
- ユーカリ
などを使うと良いです。
香りに奥行きを出したい場合は、オレンジやレモン精油など柑橘系などをプラスすると、良い感じにブレンドされて、さわやかな香りになりますよ!
柑橘系の精油は香りが飛びやすいので、サンダルウッドやベチバーなどを入れると香りが長持ちします。
購入方法は?
エタノールは薬局やドラックストアで購入できて、スプレーボトルは100均でも売ってます。
使う頻度が高く、劣化しにくいものが必要であれば、遮光瓶のスプレーボトルを使うと良いでしょう。
楽天やアマゾンのネットショップでも全て揃える事ができるので便利ですよ。
まとめ
アロマスプレーを作る際に用意するものは、
- 水
- 精油
- 無水エタノール
- ビーカー
- ガラス棒
- 保存容器
- ラベル
作り方は、
- 無水エタノールと精油を混ぜて
- 水に1を混ぜて、シェイク!
- 完成!!
ぜひぜひ活用してみて下さいね。